瀧下和之「七福神図 宝船。」
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瀧下和之氏の7年ぶりの新作木版浮世絵が登場です!
2016年に発表されて以来、いまだに根強い人気を誇る人気画家・瀧下和之氏の浮世絵木版画。
今回は2023年新作浮世絵木版画「七福神図 宝船。」をご紹介します。
瀧下和之氏、木版画一覧はここから
七福神が乗り込み種々の宝物を積み込んだ帆掛け船、宝船。
瀧下先生のタッチで描かれる七福神は威厳とともにエネルギッシュさを伝えてくれます。
本作は七福神と題された通り、日本の7神の神様を描いた作品です。
福徳をもたらす神として信仰されている
大黒天・恵比須・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋
の7人がそれぞれの特徴とともに描かれています。
? 七福神とは
恵比寿(えびす)
両手に鯛を持っているのが恵比寿です。
大漁をもたらすことから、商売繁盛のご利益をもたらす神様とされています。
大黒天
頭巾をかぶり、左手に米俵、振り上げた右手に打ち出の小槌を持っているのが大黒天です。
打ち出の小槌をもつ福の神※として五穀豊穣や商売繁盛の神様とされています。
※打ち出の小槌=振ることにより様々なものが出てくるとされる伝説上の槌
毘沙門天(びしゃもんてん)
片手に槍を持ち、たくましい体躯を持っているのが毘沙門天です。
武運の神様として信仰され財福のほか、疫病を払う厄除けや勝運の神様とされています。
弁才天・弁財天
琵琶を持つ天女の姿をしているのが弁財天です。
芸術の才能を持ち財を運ぶことから、学問成就のほか財運のご利益をもたらす神様とされています。
寿老人(じゅろうじん)
白髭で杖を持った老人が寿老人です。
南極老人星※の化身とも言われる、長寿を授けてくれる神様です。
※カノープスともいわれ、中国ではこの星を一目でも見ることができたら長生きできると言い伝えられていた。
福禄寿(ふくろくじゅ)
永井頭をもち、鶴の傍にいるのが福禄寿です。
寿老人と同じ南極星の化身です。
子孫繁栄・財運のご利益をもたらす神様とされています。
布袋(ほてい)
毘沙門天の隣で船に乗っているのが布袋です。
布袋の持っている袋は「堪忍袋」と言われており、それゆえ度量の広い神様です。財運や笑門来福などの神様とされています。
? 宝船とは
宝船(たからぶね)とは、七福神が乗る宝物を積み込んだ帆船のこと。
「宝船」は新年を象徴する季語とされ、古くから縁起物として親しまれてきました。
かつては宝船が描かれた図に
(永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな)
という回文歌が書かれ、
正月の2日にその絵を枕の下に入れて寝ると良い初夢を見ることができると言われていました。
家内安全、商売繁盛、開運祈願など願掛けとして、
画家・瀧下先生の貴重な限定木版作品として、
一年中飾れる作品となっております。
額寸は縦57×横44cmと、部屋に溶き込みながらも存在感のあるサイズです。
浮世絵スタジオの木版画を是非お持ちくださいませ。
絵師: |
瀧下和之 |
画題: |
「七福神図 宝船」 |
限定: |
77部 |
版種: |
木版画 |
額寸: |
57.0×44.0cm |
画寸: |
36.5×24.0cm |
紙寸: |
28.5×42.0cm |
版数: |
19版30度摺 |
紙種: |
越前生漉奉書 |
サイン: |
直筆鉛筆サイン・印 |
彫師: |
山本駿 |
摺師: |
永井紗絵子 |
制作年: |
2023年 |
※ ED.(限定ナンバー)のご指定はできませんのでご了承ください。
浮世絵スタジオこだわりの浮世絵木版画
和紙職人が漉く和紙に顔料をきめ込むことで生まれる鮮やかな色彩。現在市場で流通している和紙のほとんどが漂白剤を用いて和紙を白くしています。
本作で使用した越前生漉奉書は、
昔ながらの製作方法に基づき漂白剤を使用することなく可能な限り手わざにて白くしていますので、和紙の表面上にチリなどが残ります。
漂白剤を使用すると和紙が痛み劣化しますが、本和紙は1000年持つとも云われています。
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瀧下和之「七福神図 宝船。」 限定:77部 画寸:36.5×24.0cm 紙寸:28.5×42.0cm 制作年:2023年 版数:19版30度摺 紙種:越前生漉奉書 サイン:直筆鉛筆サイン・印 彫師:山本駿 摺師:永井紗絵子 体裁:オリジナル額付 http://www.ukiyoestudio.com/shopdetail/000000000119
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瀧下和之 TAKISHITA KAZUTYKI
主な経歴
1975年 |
熊本県中央町に生まれる(現:美里町) |
1999年 |
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業 |
2001年 |
東京藝術大学大学院(描画装飾デザイン専攻、中島千波研究室)修了 |
2004年 |
地元の中央町が、隣接する砥用町と合併し「美里町」となる。自身のデザインした町章が採用される |
2005年 |
この年から画業に専念 |
2006年 |
TOKYO FM「STYLE CAFE」にゲスト出演 |
2007年 |
NHK BSハイビジョン「俵屋宗達 永遠の風神雷神図」に出演 |
2009年 |
「桃太郎図(求龍堂刊)」画集刊行 |
2011年 |
「JAPON:ISM(求龍堂刊)」画集刊行 |
2015年 |
「The Momotaro 2(求龍堂刊」画集刊行) |
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アートフェア |
2007年 |
東美アートフェア 瀧下和之展(東京美術倶楽部)
アジアン・アート・フェア(ニューヨーク)
TCAF2007(東京美術倶楽部)
Scope Miami 2007(Roberto Clemente Park, MIAMI) |
2008年 |
アートフェア東京 個展-快い邂逅-(東京国際フォーラム) |
2009年 |
YOUNG ART TAIPEI(台北)
TCAF2009(東京美術倶楽部)
東美アートフェア「瀧下和之作品集 桃太郎図(求龍堂刊)」刊行記念展(東京美術倶楽部)
アートフェア東京「瀧下和之作品集 桃太郎図(求龍堂刊)」刊行記念展(東京国際フォーラム) |
2010年 |
アートフェア東京 -妖-(LOWER AKIHABARA.ブース, 東京国際フォーラム) |
2012年 |
東美アートフェア 個展(東京美術倶楽部) |
2013年 |
アート台北 グループ展(台湾) |
2015年 |
アートフェア東京 画集刊行記念個展vol.2(東京国際フォーラム)
アートフェア(マレーシア)
東美アートフェア 個展(東京美術倶楽部) |
2019年 |
PULSE ART FAIR(by Gallery Art Composition, マイアミ) |
主な展覧会 |
2001年 |
レスポワール展(銀座スルガ台画廊, 東京) |
2002年 |
GEISAI-2.プロブース出展(東京ビッグサイト) |
2003年 |
瀧下和之「animal:ism」&「GRAPP」(新生堂, 東京)
瀧下和之「桃太郎図」展(熊本市現代美術館) |
2004年 |
瀧下和之「桃太郎図」展 vol.2(新生堂+Alex's wardrobe) |
2005年 |
瀧下和之「桃太郎図ノ弐百弐・鬼ヶ島でXXX。」展(ギャラリー和田, 東京) |
2006年 |
フィールド オブ ナウ(洋協アートホール, 東京)
作家の卵展(おぶせミュージアム, 長野)
京橋界隈「彩旬会-京-」(四季彩舎, 東京) |
2007年 |
GRAPP展(新生堂, 東京) by GRAPP
ShinPA!(おぶせミュージアム, 長野)
瀧下和之展~過去から現在~(GALLERY SHOREWOOD, 東京)
彩旬会-和-[京橋界隈](四季彩舎, 東京)
The屏風展(ギャラリー和田, 東京)
掻ノベクトル +上野浩平[陶芸](四季彩舎, 東京) |
2008年 |
ShinPA!!(おぶせミュージアム, 長野)
ma:NEW TRADITIONS IN NIHONGA(DILLONGALLERY, NewYork)
ピクニックあるいは回遊 展(熊本市現代美術館)
彩樹会(彩鳳堂, 東京)
京橋界隈「彩旬会-宴-」(四季彩舎, 東京)
「猫」展(ギャラリー小暮, 東京)
+大森暁生・平林貴弘3人展(ギャラリー小暮, 東京) |
2009年 |
「瀧下和之作品集 桃太郎図(求龍堂刊)」刊行記念展(ギャラリー和田, 東京)
オープン記念展(LOWER AKIHABARA., 東京)
彩樹会(彩鳳堂, 東京)
日本橋会(オンワードギャラリー, 東京)
瀧下和之展 -最新作と初の版画発表-(Bunkamura Gallery, 東京)
プティ・タブロー展(オンワードギャラリー, 東京)
瀧下和之展 -線-(LOWER AKIHABARA., 東京)
メリー・ゴー・ラウンド―煌めきと黄昏(熊本市現代美術館) |
2010年 |
彩樹会(彩鳳堂, 東京)
日本橋会(オンワードギャラリー, 東京)
個展[版画作品のみ](GALLERY SHOREWOOD, 東京)
彩旬会-華-(四季彩舎, 東京)
二人展(四季彩舎, 東京) |
2011年 |
新春のクインテット展(オンワードギャラリー, 東京)
M賞展(ギャラリー和田, 東京)
CIRCLE(いつき美術, 東京)
彩樹会(彩鳳堂, 東京)
一期一会(新生堂, 東京) |
2012年 |
日本橋会展(オンワードギャラリー, 東京)
彩樹会(彩鳳堂, 東京)
0号展(いつき美術, 東京)
うちわ展(ギャラリー和田, 東京)
個展(ギャラリー和田, 東京) |
2013年 |
CIRCLE(いつき美術, 東京)
0号展(いつき美術, 東京)
グループ展(Aki Gallery, 台湾)
カレンダー原画展(いつき美術, 東京) |
2014年 |
CIRCLE展(いつき美術, 東京)
グループ展(香港)
風待ちの会(ギャラリー和田, 東京)
うちわ展(ギャラリー和田, 東京)
惜華抄(オンワードギャラリー, 東京)
個展 十二神将(Gallery Art Composition, 東京) |
2015年 |
奏の会(長江洞, 岐阜)
CIRCLE展(いつき美術, 東京)
画集刊行記念個展vol.1(新生堂, 東京)
exhibition A(新生堂, 東京)
M賞展(ギャラリー和田, 東京)
風待の会(ギャラリー和田, 東京)
画集刊行記念個展vol.9(ギャラリー和田, 東京)
カレンダー原画展(いつき美術, 東京) |
2016年 |
Ukiyo-e Revolution(Gallery Art Composition, 東京) |
2017年 |
誉のくまもと(熊本市現代美術館)
瀧下和之展(ギャラリー和田, 東京) |
2018年 |
え!からはじまる、ストーリー。(メナード美術館)
瀧下和之展(六本木ヒルズ A/D Gallery, 東京) |
2019年 |
瀧下和之展(Gallery Art Composition, 東京) |
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